子供の頃、古本屋でよく立ち読みしていたのですが偶然、テレビドラマで見た「アテンションプリーズ」の漫画版を見つけて即買いしました。
当時60円。
古本屋の店主に「1巻は?」と聞いてみたのですが「2巻しかない。気長に待っていたら売りに来るんじゃ無い?」と何度か古本屋へ通い詰めたことが思い出されます。
ワクワクで見ていたテレビドラマだし、漫画があるのは知っていたけど読んだことが無かったので買って良かった本でした。
しかし、2巻目を読んでみて「あれ?続きは?」と。
話が、中途半端で終わっています。
テレビ版が脳内にバッチリ残っていましたので後で漫画を読むとストーリーが全く別物で、サスペンスドラマ風になっている。
主人公:美咲洋子 スチュワーデス(書きにくいし読みにくい)訓練生。
洋子の父(パイロット):操縦する飛行機がマッターホルンで墜落し行方不明。
根本教官:墜落していた飛行機でコーパイだった根本教官の息子。洋子の教官。
洋子がスチュワーデスになってマッターホルンへ父捜しに行きたい(つまり飛行機タダ乗り)。
墜落原因、父の死亡原因が、洋子の父にあると信じ込んでいる根本教官は、洋子に厳しく当たる。
2巻の最後は、訓練所の最終テストに合格した洋子と榊原(洋子の同期)のお祝いパーティ中に乗務から帰ってきた香川(洋子の同期で先に乗務)の父が交通事故に遭い、洋子の彼氏?(健二)と病院へ行ってしまう。
(洋子・香川・健二の三角関係)
「こりゃ、絶対続きあるでしょ~」と探しても3巻以降が無い。
調べてみたら単行本では2巻で終了。続きは、当時の連載誌に掲載されていたらしい。
ガチで、どういう展開になったんですかね。
原作者さんは既に他界されていますし、原作本は発行されていないようです。
私自身は先にテレビドラマの方をリアル観ていたので
2006年にDVD化されて、即買いしました。
子供の頃の記憶を辿りながら見ていたのですが、思い違いや勘違いしていたことが多くて、子供心に洋子は明るく優しいキャラが好きだったのに対して、冷たい性格が嫌いだった香川。
大人になって見返すと「洋子ちゃん、性格ウザいわ~。香川さんの気持ち分かる~」。
いつもボッチな早苗さんが「私みたい~w」。
DVDを購入した当時、夢中になって観ていたら仕事から帰宅した夫が「家に帰ってきて仕事の続き、見たくないなぁ~」と一言。
そんなこんなで思い出になっている本とDVDです。