映画レビュー|誘拐報道
今となっては、大昔の1980年代前半
喫茶店を詐取され借金に追われる男が、子供を誘拐して身代金を取ろうとするが、マスコミや警察が取った行動で行き詰まっていく。
誘拐した男児と男の子供は、学校の同級生で友達になったばかり・・・。
男にとって子供は金に代わる“道具”であったはずなのに、男児が発する「おしっこ」や「お星さま」や「アンパンよりジャムパン」という言葉に人間らしい振る舞いを見せていく。
オチは、現実にあった誘拐事件の結末。
マスコミは、犯罪者の家族も同罪扱いして家族をしつこく追いかけるが家族の子供の一言で、ネタをボツにしてしまう。
上映当時は、大阪で暮らしていました。
映画の舞台は、兵庫県の宝塚だからかもしれませんが、懐かしい風景が見られました。