家族葬
六曜(大安、仏滅などなど)を尊重する私の姉に従い、通夜・葬式が先延ばしで亡き父は病院から会場の安置所に数日安置。その分、担当者との打ち合わせは、じっくり時間が掛けられました。
通夜日の午後から会場へ。
準備中の会場。休憩室(宿泊部屋)と会場が直間になっていて開閉式の扉で仕切られている。
翌日、告別式が終わると片付けの為、扉が施錠され休憩室のみ利用可能。
休憩室兼宿泊室。
打ち合わせの際、宿泊人数を申告。
通夜式前に人数分の布団一式と浴衣・バスタオルを用意(バスタオル・ハンドタオルは持ち帰り)。
葬式あるあるの和菓子がテーブルに。お茶・ポットなど部屋に備え付け。
床の間の横はクローゼット、金庫(利用時申告)。
ミニキッチン、冷蔵庫。
冷蔵庫にはビールとソフトドリンク(後日精算)。告別式後、使用禁止。
宿泊者向けのお風呂。浴槽は広々としていてジャグジーにテレビ付。備え付けでシャンプー&コンディショナー・ボディーソープ。
洗面所とお風呂は告別式終了後、扉が施錠されて使えなくなっていました。
トイレのみ利用可。
温暖洗浄便座付トイレ
湯灌(納棺)
部屋を見て回っている間にも、祭壇の確認や湯灌師との打ち合わせの後、安置所へ向かい湯灌の立ち会い。
映画「おくりびと」を過去に観て納棺師の仕事については知っていました。実際、立ち会うのは初めてです。
安置所に湯灌できるような設備が収納されているようです。
男女の湯灌師さんが説明をしながら手際良く父の身体を洗っていきます。当然、遺体を直接目にするのではなく、大判のバスタオルを身体に掛けた状態で洗浄。
洗浄後は、遺族退室。湯灌師さんが着付け。
通夜
家族葬なので弔問客もおらず、のんびりとまったりした時間が過ぎていきます。
通夜会食は別の部屋へ。
通夜・葬儀の日、葬儀が立て込んでいなかったので、同じフロアで他所のお葬式と一緒にならずでした。
他に、ご飯、汁物、香の物が付いてきました。
コロナ禍でお酒の振る舞いは一切禁止。ソフトドリンク限定です。
食事が終わり、宿泊する私たち家族を残して皆、帰宅。
宿泊
アメニティセットはビジネスホテル仕様です。バスタオルとハンドタオルの持ち帰りは意外でした。
レンタル布団は収納袋から自分たちでセッティング。
夜は、別階の通夜会場のご遺体と安置所のご遺体。父と私の家族、会場の宿直さん。
静寂・・・。
遺体安置の為に室温設定が低め(18℃)で寒かったです。
朝食
父と同じ内容の朝食を食べました。
父の分は、小さいお弁当箱に入れてお棺の中に添えました。
この後、告別式→火葬場→会場の順で進行し、精進落としの料理を頂きます。
家族葬の部屋は会場部分が施錠され食事中のみ休憩室が使えました。
この後、料理人の方が会場で揚げた天ぷらを頂き、茶碗蒸し、ご飯、汁物、香の物。
当然、会食中は禁酒です。
この後、遺骨のお迎え→初七日法要(繰上げ)
担当者の方が「お式解散です」で終わり、何のトラブルも無く、スムーズに父を見送りすることができました。
私たち家族は四国へ帰らないといけないので喪服から普段着に着替える部屋を貸りました。
会場を後にする際、病院から来ただろうご遺体や、見学者が説明を聞いている様子を目にして後にしました。
シティーホール八戸ノ里