ペット火葬より人の方が安い火葬代金
葬儀会場の担当者との打ち合わせで、事前に用意するものについての話。
担「提出頂くのが、死亡診断書・遺影写真・認め印、火葬料金が、7,000円です」
思わず
私「5月にペットを火葬したのですが、随分お安いんですね」
担「地域差はありますが、ここではこの金額です」
私「ペット火葬、税別2万円したのに。人の方が安いやん」
担「越境(住民票以外)の場合は、35,000円です。あと、火葬場でのお別れはできませんのでご注意下さいませ」
昔は、火葬場で火葬直前に最後のお別れができたのですが、人口が多い都市部では立て込んでいる場合が多く、一分一秒無駄にできないという印象。
なので、先に火葬日時を予約してから葬儀の計画を立てるのが今時。で、六曜を信じる人の場合は曜日絡みで早まったり、安置日が伸びたりといった感じ。
実は、母の時も葬儀屋さんが「さ、先に火葬場予約しますね!」と慌てていたのを思い出しました。
地域的に大規模霊園で、ずらりと並ぶ火葬炉でも常に満杯らしい。
過去に経験した田舎のお葬式は、ダラダラまったり、何時終わるんだろうかと思うぐらいの思い出しかないのですが、多死時代になっては、時間通りにビシっ!と進行は、仕方無いことでしょう。
お棺の中に故人の思い入れのモノを入れて下さい
姉「お父さん、釣り好きだったから釣り竿持っていく。コレも!」
と釣り道具から取り出したのが
私「虫取り網やん。えええ?」
姉「魚釣れたら、いるやん網」
私「ガチのタモ網ならまだしも、子供用やん」(笑い過ぎ腹筋崩壊)
棺の中に金属類を入れても燃焼しないし、環境に悪いしと思いつつ燃えそうな副葬品を用意していく。
副葬品をお棺に入れる際、担当者さんから
「金属はダメです!釣り具は木製のみです。ゴムは炉が傷むのでダメです」
などなど、ダメダメの連続。
必死のパッチで集めてきたモノの半分も入れられずでした。
本や雑誌も分厚いと燃焼できずに残ってしまうので、冊子をバラバラにするよう指示されます。
姉「お父さん、お肉好きやったから~」と串カツを胸元へ置く。
私「ちょっ、チビ太のおでんみたい・・・グフフ」
悲しいときも何故か笑いが付いてくる。
ペースメーカー
過去に縁のあった人がペースメーカーを装着、死後に摘出していたのですが、今は、どちらでも良いそうで驚きました。
父は生前、ペースメーカーを使っていました。火葬前に摘出しなくて良いそうですが、火葬場には事前に申告する必要があります。
火葬後は遺骨以外に棺桶の金属建具や、ペースメーカーの部品、束の状態で入れた品物(詳細不明)が残っていました。
あまり色んなモノを入れると遺骨との区別がつきにくくなるようですが、火葬場の職員さんがきちんと指示してくれますので安心です。
火葬中に「ちゅどーん!(爆発)」ってならないのか調べてみたら、あるかもしれないし、ないかもしれないみたいな感じでした。
火葬から暫くして火葬炉で異音(爆発音の類い)がするそうです。遺骨の損傷の程度は焼いてみないと分からないところがあり、焼骨の状態は調べて頂ければ、判断の材料になると思います。
どうしても気になるなら摘出をお勧めします。
今思えば、摘出して貰ったら良かったような気がします。
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