梅雨真っ只中ですが、思い立ったように九州へ行くことになり数年ぶりに長距離フェリーに乗船することにしました。
事前にWeb予約。前回は船室が選べませんでしたが今回は選べるようになっていましたので、常に陸側が見える方の部屋にしました。
土砂降りの雨過ぎて、何のフェリーだか判別がつきません。フェリーの名前は「フェリーしまんと」でした。
非接触で乗船券を発券し、乗船待合室へ行くと誰もいません。結局、徒歩乗船は私を含めて2人だけでした。
乗船の際、屋根無しの桟橋を渡る時にスタッフさんから傘どうぞと言われて舞い上がりテンパったまま乗船。
乗船したら、先に新門司港から門司駅までの相乗りタクシー券を購入し、部屋の鍵を貰って移動です。
3人部屋の個室です。個室料金を支払えば一人で利用可能です。相部屋はありません。寝具はセルフサービスで準備します。テレビ、冷蔵庫、寝具、救命胴衣完備。
寝台列車サンライズが思い浮かぶ交換シーツのロゴです。ベッドで寝る場合は薄いマットを敷き、その上にシーツを掛けます。掛け布団、掛け毛布あります。
このフェリーはレストランがありませんので、自動販売機で食事を食べたい分購入して備え付けのレンジで温めれば完成です。小分けの調味料類あります。
お酒は販売時間指定あり。大浴場近くにお風呂セット(タオルなど)販売も。
室戸付近を過ぎてから揺れ出しました。お風呂の浴槽が波の出るプールで酔いそうになりました。
船内散策もしましたが、乗船客がいるのかいないのか分らないぐらい静寂でした。
到着30分前に放送があり、部屋の鍵の回収、ロビーに荷物を持って集合。部屋は香りが良く快適に過ごせました。
新門司港下船時に乗船券を提示(QRコードチェック)、乗船券は持ち帰られました。この後、1階入口で門司駅行きタクシーのドライバーさんに乗車券を渡して移動です。
客船というよりも輸送向きで、ついでに人も乗船できるよという印象を持ちましたが、そこがまたシンプルで良いですね。
乗船14時間の船旅でした。